2024年度 卒論発表会を終えて － 第一期生の頑張りに拍手！－

 　2024年度の卒業研究発表会が無事に終了しました。初年度の研究室立ち上げからここまで、あっという間の1年半でしたが、本当に多くのことがありました。

今回発表を行ったのは、記念すべき第一期生。新しくできたばかりの研究室ということもあり、設備も整っておらず、実験手法や研究の方向性も試行錯誤の連続でした。手本になる先輩もおらず、不安も多かったことと思います。それでも、文献を読み込み、議論を重ね、自分たちの手で道を切り拓いていく姿勢は本当に頼もしく感じました。

卒論発表では、どの学生も堂々とした発表を行い、質疑応答にも真摯に対応していました。研究の内容だけでなく、その姿勢や成長ぶりにも大きな感動を覚えました。

また、後輩のいない環境の中で、学部・大学院の違いや研究のスタイルについても自分たちで整理しながら、周囲と協力し、ラボの文化を少しずつ築いてくれました。その努力は、今後の研究室運営にとっても大きな財産になります。

初めての試みばかりで、私自身も至らない点が多々あったと思いますが、学生たちと共に悩み、乗り越えてきた時間はかけがえのないものでした。

　卒業後の進路もそれぞれ異なりますが、ここで得た経験を活かして、どこでも自信を持って歩んでいってほしいと心から願っています。改めて、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとう。